チャールズ・ダーウィンの200歳の誕生日を迎えるにあたり、バチカンは、ダーウィンの進化論は否定されるべきではなく、実は創造論の概念と相性が良いという驚くべき発表をした。
バチカンは、チャールズ・ダーウィンの進化論は否定されるべきではなかったと認め、キリスト教の天地創造観と相容れるものであると主張した。教皇庁文化評議会の長であるジャンフランコ・ラバシ大司教は、教会は過去にダーウィンの理論に敵対していたものの、進化論の考え方は聖アウグスティヌスや聖トマス・アクィナスに遡ることができると述べました。
元来科学と宗教は対立したものではなく神の存在を科学が証明するようなものでしたが、チャールズ・ダーウィンの記した「種の起源」によって、宗教と科学は互いに混乱し間隙を作ってしまったのかもしれません。
今日では人類が猿から進化したのは誰が見ても明らかですが、チャールズ・ダーウィンは自著である「種の起源」内であえて人は猿から進化したとは一言も記していないのは私の目にはとても奇妙なことに映ります。
人間の脳だけは未だに進化の途中段階が一切見つかっておらずミッシングリンクは解決できないままです。神が介在したとすると人間の脳の進化は説明もつきますが、我々の想像している神が進化の神なのかはわかりません。
Source: The Telegraph
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