筆者はイヤホンを色々試してみることが好きだ。
ここ最近のイヤホンはガチで性能の良さを発揮してきている。
オーディオマニアはこの世に多くいると思うが、独断と偏見のイヤホンレビューやってみます!
今回ご紹介するのは、「Beats Studio Buds +」ビーツ・スタジオ・バッズ・プラスである!!!
じゃーーーん。

・【デザイン面】
どうだろう、この洗練されたデザインは。
オーディオのオタクの友人はこのサラッとした手触りのマットな質感の黒に金色のロゴが過去のmarantzなどのオーディオ機器 を彷彿とさせるのだと興奮していた。
マランツというらしい。 あまりよくわかっていなくてもすごそうだ。
ところで筆者はノイズキャンセリング機能を持った『AirPods Pro』を長く愛用していた。
そこで、アップル製品の特徴と並行してみていこうと思う。
まずケースから。
AirPodsと比較すると、持った時の感覚がまず違う。
AirPods製品はどちらかというと手触りがツルッとしていてコロンとしたフォルムが特徴。
また、イヤホン取り出しの時は耳の下に向かって棒状に伸びたスティック部分をつまめるので、取り出しはスムーズだが、耳に装着したまま上からかぶる系の服などを脱ぎ着するときに引っ掛かって一緒に取れてしまいがちなのが難点だ。
しかし、ケースのフォルムが全体的にコンパクトなので持ち運びにはかなり便利。
実際にイヤホンを装着した時の存在感はAirPodsは大きめ。 AirPodsをしてる人はすぐわかるもんね。
そこで「Beats Studio Buds +」はどうかというと・・・。

ケースのデザインは少しだけ横に長い楕円形。
AirPods製品よりはケースそのものに存在感がある。
リュックサックの外ポケットでは横に少し幅を効かせるかもしれないが、その分ひらたい感じなので個人的にはまったく問題なし。
持った感じがサラサラとした高級感あるマットな手触り。
次に、イヤホンについてだが、ケースと同じようなマット感ある手触り。 スティック状ではない丸っこい形状のイヤホンである。
これは結構しっかりつまんで取り出す必要がある。
しかしこの違いは、慣れれば特になんてことはない。
ケースごと少し後ろに傾ける感じで取るとよい感じ。
また筆者はシリコンケースをつけたのでより取り出し時が快適になった。
特に冬は手がかじかむからね。
イヤホンはスティック部分がないため存在感をそこまで見せつけないが、耳元の「b」の文字のおかげでさりげないオシャレ感と高級感をまとっていられる。
上流感がすごい。俺が俺が!って感じじゃないのにさりげなくしっかりホールドして貫禄を見せつけてくる風格がある。
端的に言えばめちゃくちゃかっこいい!


ちなみに「Beats Studio Buds +」を装着したままヨガなどをやって下を向いた姿勢や顔を傾けて片方の耳に重力がかかり続ける動きもしたが、
全く落ちなかった。
雨くらいの水は防水してくれるそうなのでウォーキングやランニングなどフィットネスにも向いていると言えよう。
しかし先ほども述べた通り、急な取り外しの際のケースにしまう作業でつまみが足りないと落としてしまう可能性もあるので、動きながら着脱するときには少し注意。
・【Beats Studio Buds +機能面について】
空間オーディオと「hey,Siri」にも対応。
音楽を聴きながら「hey,Siri」を試したが余裕で答えてくれた。
また、カチッと物理的に押す感じのタッチ二回で通話を終了、一回で通話に出る、左のイヤホンを長押しで音量を上げる、右のイヤホン長押しで音量を下げることもできる。
三回タッチで一曲前に戻るなども可能だ。
イヤホンだけでのかなりいろいろなコントロールができるのが最高。 音量調節でいちいちスマホを取り出さずに済むの点は本当に助かる。
さらに、物理ボタンでカチッと押し込む感覚がある方がしっかり操作できて、個人的には利便性がよい。
また、これらのタッチコントロールは何回タッチでどんな機能に切り替えるかを設定でカスタマイズ可能。
・【ノイキャンについて】
さて、これもかなり重要なのではないか。
ノイズキャンセリングについては、室内にいるとエアコンの風の音などはほぼカットしてくれている。
わずかに室外機の音が聞こえる程度だ。
家電を回しながら使うと電子音もカットしてくれるので洗濯機が洗濯を終了したことやお風呂が沸いた音も消してくれるほどの有能さ。
うっかりの民は自動家電の終了時刻に気をつけよう。
外部音取り込み機能もあり。
ノイズキャンセリングをオンにして、じっくり音だけの世界に浸るもよし。
乗り換えを気にして外部音取り込みモードにして電車のアナウンスや周囲の状況を把握しながら音楽を楽しむのもよし。
うっかりのおっちょこちょいには本当にありがたい機能である。
・【音そのものの良さについて】
空間オーディオを試してみた。
ファンファンする系の音は聴いてるとかなり酔っちゃえるぞ。 もちろんいい意味でだ!
音の世界でヘブンへGO。
脳が音に溶け込む感じがする!きもちE!!
AirPodsより重低音には少し厚みや重みがある印象。 しかしまったく下品ではなく、みぞおちの奥に響いてくれるような心地よさ。
また、AirPodsは高音楽器などがクリアに聴こえるよさがあった。
こちらのBeatsも負けず、高音をシャキッと出しつつも全体のバランスがめちゃくちゃ調和している。 どこかの音が突出していいとかではない。
これは調和なのだ。バランスが最高。
また、ヒーリング系の水のせせらぎの音やサワサワする森の音などを聞くと笑いが出るくらいASMR味がすごいのでぜひ試してみてほしい。
・【通話品質について】
Apple製品との互換性のよさはさすが。
装着時に自動で音楽再生することはもちろん、通話に繋ぐことも可能。
また、MacのPCとiPhoneを同時に使用していても混乱せず好きなデバイスで受信することができる。
マイクはというと、風による通話時の声のボリュームもかき消されず、しっかり声だけを抜き取ってくれるということでこれは通話しながら外を歩いて試してみた。
通話相手いわく、あまりに外の環境音をしっかり消してくれるので、外にいるのか家にいるのかよくわからなかったとのことだ。
以前、まったく違う他社のイヤホンマイクで通話した時に風の音がボフボフと入ってこちらの声がかき消されてしまったこともあったが、このBeatsに関しては風切り音についてはばっちりカットしてくれる。
また、屋内施設などのアナウンスや、電子レンジのピーピー音なども聞こえないほどではないが、通話している音声を絞らずにしっかり届けてくれる感じだ。
しかし、大きな音が入ると時々こちらの音声を全体的に絞ってほぼ無音状態にし、相手に不快な音を聞かせない配慮をしてくれるみたいだ。
一瞬通話が切れたか、ミュートにしてしまったかと焦る時もあるが、これはBeatsの心優しき配慮なのである。
それ以外は全体的に、通話音声以外の外部の音が猛烈に唐突でなければ、常に一定したバランスで全体の音のバランスを取ろうとする感じがあるのかもしれない。
声の出だしが途切れる現象などもまるでない。 音声通話好きな人には超快適通話ライフとなること間違いなしの製品だ。
通話品質、マジでかなりよいです!!

(ケースに入れてみた。蓋のところに両面テープがあるものだと外れなくてヨシ。)
バッテリーの持ちもさすが。
こんなにコンパクトなのに最大36時間の再生が可能だそう。
音声通話では移動時間に音楽なども聴いて、さらに3時間半通話したところで充電切れとなった。(購入後、間もなくの時。)
もつねぇ。
ここまでのクオリティを備えていてあの小さな形状であることが信じられない。
音のクオリティは謳い文句通り、まるで64台のスピーカーに包まれているようだ。
ガチでヘヴンです!!
以上、「Beats Studio Buds +」を使用したレビューでした。
みんなもお気に入りのイヤホンで快適なサウンドライフを楽しもう!

【参考サイト】Beats https://www.beatsbydre.com/jp/earbuds/studio-buds-plus-wireless-noise-cancelling
コメント