気づけばスマホを握りしめて1時間。あれ、私さっき何しようとしてたんだっけ?
・・・そう、作業用BGMを探してたはずなのに、気づいたらYouTubeのおすすめ動画を渡り歩いてる!!あぶねぇ!!
子猫の動画から皇室ニュース動画までどうやったら辿り着けるんだ。おまけにさっきまで10時だったのにもう12時になろうとしている・・・Oh, No。今日は寒いので今から風呂に入るのは良くない。明日の朝にしようって感じだ。さて、皆さんもこんな経験がないだろうか?

もうさ、選択肢が多すぎるのが問題なんだよ。流行りの曲?作業用Lo-Fi?いや、集中するならクラシック?てかその前にApple Musicの「ムード&アクティビティ」ってやつ、試したことある??ここから選んでみればいいって話じゃね?この閃き、これがね、ガチで生活を変えてくれたのよ。
情報過多社会において、選択肢が多いと逆に動きが止まってしまう筆者。特にサブスク動画配信や音楽配信に課金し出してからのネット廃人への道は早かった。
この生活をなんとかすべく、生活習慣を改善する必要があったがタイムスケジュールを決めるのがとにかくめんどくさかった。
計画性など皆無の浮草人生を歩んできた者として、ここは自分の限界点を受け入れる必要があるだろう。
そこで、自分で時間割を決めるのは面倒だから「プレイリストで1日の流れを決めればよくない?」って気づいちゃったってわけ!天才かよ!!
そもそもApple Musicってのはサブスクリプション音楽配信サービスでね、ってそこはわかる方も多いんじゃないかと思う。言わずと知れたAppleが提供する音楽配信サービスです。個人なら月額1,080円で加入できる。で、その中にある「新着」からずっと下の方にスクロールしていくと「カテゴリでチェック」「年代別」など選びたいシーンによってジャンルが別れている。
そこで筆者が駆使しているモードが「ムードアンドアクティビティ」である!!!
文字の通り、ムード別、アクティビティ別に音楽が分けられていて、例えば「今はそうね、時刻としてはイブニングやなー」とか思ったら「イブニング」、「ちょっと今なんかチルっちゃいたいわ」って時は「チル」を選択すればその時のムードやアクティビティにぴったりの曲をApple Musicがお薦めしてくれるって仕組みになっている。
というわけで、「1日をBGMで区切るライフハック」を始めてみた!!!!
—実践—
・午前の活動
「BGMスケジュールを作ってみたらめっちゃ快適」
朝:アラームで起床。その直後にやることはまずApple Musicの起動である。
上述した通り、「新着」から「ムードアンドアクティビティ」を選び、さらにここから「モーニング」を選択。
筆者の場合はトップに「Jazz Sunrise 」がある。いつもコレ。なんかけたたましくなく、ゆったりした朝って感じになっていいんだよな。朝は忙しいからね。これで優雅な朝は俺のものだ。
満遍なく楽しみたいので、朝食時は「Morning Cofee」に変えてみたりもする。これで一気に気分はシアトルカフェの最高に洒落てる朝って感じじゃん。これだけで急に自分がデキる人間になって朝から充実した気持ちになってんだわ。今日の過ごし方、もうこれで八割がた勝ちは決まったな。
ここで既にノリノリになってるので家事はもっと調子よく行きたいところ。そこで「ワーク」カテゴリーに移動。
その中から「朝から集中」を選ぶとまぁどうでしょう。途端になんだか清々しい気持ちでお洗濯を干したい気分になっているわ!ついでに窓から登る太陽を見て「うーんっ!」なんて言いながらつい背伸びしたくなる感じ。きらめく朝。生きてるって素晴らしい!これ、盛ってるんじゃなくてガチだよ?
適切なBGMさえあればこんなに充実した朝を迎えられるなんて!!今まで知らなかったなんて損してる。ここから充実した人生が幕を開けるぜ!
人生の主人公感、なんか増してきた・・・?

さぁ、朝日を浴びて洗濯も干したら午前の執筆の時間だ(売れっ子記者になる予定だからね)。
ここは集中力をもっと脳みそに持っていきたいところ。
そこで同じく「ワーク」カテゴリーの中から「創作活動に集中するとき」これだ。
なんつってもこのテンポ感がいいの。なんかメトロノーム的でガリガリ集中って感じでもなく、スラスラいけるって感じになるし、あれ・・・?ちょっと待って。
引きで自分を写したら「めっちゃ仕事してる」って感じ・・・ここは・・・日本じゃなくてまるでNYのブルックリン。脳内の自分の姿は今日はとりあえずアンハサウェイにでもしておく。
ちなみに昨日はレニーゼルウィガーだったからそこは日替わりでね。

ここでいっきに午前に書きたい文をざっと書いてしまう。
そんなこんなしているうちにどこからかリアルなサウンドが聞こえてきた。腹の音だ。これぞネイチャーサウンドである。
これには従わざるを得ないのでサウンドに導かれるまま、一旦お昼休憩よ!
昼ごはんの用意の時もDJすることを忘れないで。作業用だとなんか脳の音モードを引きずるので、ここはなんか陽気な感じでいきたいじゃん。
てことはね、ここはラテンミュージックなのよ。
午前からうまくいってる自分にさらに満足するには打ってつけ!サブスクでも加入してなかったらこんなに積極的にラテンミュージックを開拓することなんてあったのだろうか。
ラテンのリズムでご機嫌なお昼休憩、入りまーす!

・午後の活動
さて、小躍りしながら皿洗いまで済ませちゃえばあとは午後の集中タイムだ。
お昼後のニートってのはうっかり昼寝って罠にかかりやすい。だがここでそんなオチを作るわけにはいかない。
そんな時に選ぶのは君!ワークカテゴリーから「超集中』DA!!!!!
このEDMの力で持続的な集中力を保ったまま午後5時まで走りきったならもう集中モードはオフにしていい。よく頑張った。君はえらいよ。
これ以上無理すると持続しないので、本気で「オフにする」作業を頑張らなくてはいけない。 これもデキる人間のタスクのうちの一つなのだよ。
さぁ1日をさらにいい感じで締めるための夕飯の準備に取り掛かろう!ここで筆者が選ぶのがJAZZである!!
夕食時にジャズなんて、一気に地味な生活がシネマティックに。 もやしをチンするシーンですら映えている。

・夜のリラックスタイム
さらに就寝時はスリープカテゴリーからASMRやネイチャーサウンド、子守唄までなんでもござれだ。
これで質の良い睡眠まで私のものに。これで月額1,080円、Apple Musicよ1,080円でいいの・・・?本当に・・・?
さらにこの習慣を続けることで想定外の副産物が。
いつの間にか「音楽が流れたら作業に入る」という条件反射ができたのである!
逆に、BGMがないと生活リズムが崩れるように・・・?
気づいたらAppleの仕掛ける巧妙な罠に囲まれ、音楽がないと生きていけない体になってしまった。
最初は「生活を管理するために音楽を利用していた」のに「気がついたらApple Musicに管理されていた」のである。
しかし、何も捗らず毎日をだらだら漫然と過ごしていた時よりかは遥かに快適!! 自己肯定感ってやつも爆上がりだ。
マジでネット徘徊に費やしてた時間がグンと減り、集中力が上がった。ネットニュースやSNSをそんなに見なくてもヒトは全然生きていけるものである。
まとめ
流行りの曲だけじゃなく、JAZZとかクラシック、インディーズやワールドまで幅広く聴けるのがサブスク音楽のいいところ。
この生活を始めてから好きなジャズプレイヤーの幅が広がり、聴くジャンルも前より多岐にわたってガチで世界が広がっている。
いるのはこの小さなアパートなのに音楽で世界と、さらには昔の音楽とですらつながりあえるんだぜ!まさにワールドピース。最高ですか。
罵詈雑言飛び交うネットコメントを目にするよりかは毎日が平和に過ごせているよ!
みんなもぜひ1日をお気に入りのプレイリストで回して快適でご機嫌な生活を手に入れよう。
人生の主人公になりたい君には絶対におすすめだ!!!!!

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