記者は、ショッピングモールにある12分300円のマッサージチェアを試してきた。
「無重力体験」と銘打ってあったのだが、“お試しコース”にしてみたら骨を割られるのかと思うほどゴリゴリと全身を無数の球体に挟まれた。
これはいけないと身の危険を感じ、“リラックスモード”にしても尚ゴリゴリに骨を粉砕せんばかりのチェアなのである。
しかし、これまでに記者は本物の無重力を体験したことがないので「もしかしたらこれが無重力状態というものなのかもしれない…」などとしばし自分に言い聞かせる。
結果的には“ストレッチモード”が一番気持ちよかったが、両脇腹や大腿筋などあちこちをビーンビーン!と力強く挟んで引っ張られるので弱った。
記者のように普段ぐうたら寝てばかりであまり運動しないタイプは、無重力を感じたいと思えるほどの重力で運動をしてからマッサージチェアに挑むべきだと学習した。
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